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原因不明の不妊症
一般不妊治療において、男性不妊・女性不妊合わせて、原因がはっきりわかるのは50%程度です。
不妊症の最多原因は、約50%が原因不明不妊症です。
なぜかと言うと、「妊娠の成立とは?」で詳しく書いていますが、妊娠過程において現代医学では検証不可能なエリアが非常に多いからです。
一通りの一般不妊検査では異常なく、それでもまだ妊娠が成立していない時、「異常がないのに妊娠できないことに焦る…どうして妊娠しないのですか?」とよく質問されます。これは「異常がないのではなく、妊娠していない現状は、異常があるかどうかわからない」ということです。原因不明不妊症とは、現代の一般不妊検査では解明できない原因があり、妊娠しづらい状態と言えます。
原因がわからなくても、一定期間しっかりと治療を重ねていくことが大切です。不妊治療では一定期間しっかり治療を重ねれば、「タイミング療法→人工授精→体外受精とステップアップしていくしかない」というのが妊娠への正しい近道と言えます。
ステップアップのペースはカップルの希望に沿っていきますが、一般不妊治療中は過度に原因にはこだわるよりも、前向きに治療していくことの方が大切だと感じています。
体外受精でもなかなか妊娠しない場合には、とことん原因・改善点を追求していきますので、当院にお任せください。