妊娠の成立とは?

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妊娠が成立するまでのステップ

自然妊娠や一般不妊治療で妊娠が成立するまでに、主に7つのステップがあります。
これらすべてがうまくいった時に、妊娠が成立します。

妊娠が成立するまでのステップ
  • ステップ①:精子が腟内に射精される(タイミング療法
    または、洗浄した精子が子宮内に注入される(人工授精)
  • ステップ②:精子が子宮卵管を通り、卵管の先端までたどり着く
  • ステップ③:卵子が成熟し、排卵する
  • ステップ④:卵子が卵管采(卵管の先端部分)に取り込まれる
  • ステップ⑤:卵管内(卵管采の近く)で精子と卵子が受精する
  • ステップ⑥:受精卵が分割・成長しながら、卵管から子宮へ移動する
  • ステップ⑦:排卵から約1週間後に、受精卵が子宮内膜に着床する

 

妊娠の成立とは?

一般不妊治療でサポートできるのは、ステップ①とステップ③だけです。それ以外のステップは現代の医療技術では検証不能で、原因不明の不妊症として扱われます。
ステップ①とステップ③以外に重大な問題がある場合、妊娠は成立しません。そのため、一定期間のタイミング療法や人工授精で妊娠が成立しない場合は、ステップ①とステップ③以外に原因があると考えられ、体外受精を検討することになります。