卵巣機能低下・排卵障害・無排卵

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早発卵巣機能低下

早発卵巣機能低下

何らかの原因によって卵巣内の原子卵胞(卵子のもととなる細胞)が減少し、卵巣機能が低下することがあります。100人に1人が発症するとも言われており、遺伝性の傾向もあります。おばあちゃん・お母さんが30代で閉経したという話を聞いたことがあるという方や、以前とは違って月経がまばらになってきているという場合は要注意です。一度受診されることをおすすめします。

20代・30代で月経が乱れている場合、多嚢胞性卵巣症候群の頻度が圧倒的に高いです。多嚢胞性卵巣症候群の場合は、初経からずっと月経不順であることが多い一方で、早発卵巣機能低下では次第に月経がまばらになってきたというのがわかりやすい違いです。

一時的な排卵障害・無排卵

体重減少性無月経・高プロラクチン血症・甲状腺機能異常・過度な体重の増減・ストイックなスポーツ負荷などによって、一時的な無排卵になることがあります。原因を改善すれば排卵は回復することが多いですが、体重減少性無月経のように体質改善を必要とする場合は、排卵の回復までに時間がかかる傾向にあります。

極度の肥満・痩せ

肥満の目安となるBMI(体格指数)は、性別に関わらず、18.5以上25未満が「普通体重」、18.5未満が「痩せ」、25以上が「肥満」と定義されています。
BMI17以下、BMI27以上はそれだけで排卵障害の原因となり得ます。